ホワイトボードに書き込む生徒
当教室では、ずっとパソコンのモニターの前に座っているだけではありません。ある日、話している相手がいつのまにか目に前に立っている人間の私ではなく四角い箱の相手であるパソコンになってしまうかもしれません。
机におとなしく座っている学校では、常に受け身になってしまいます。そこで、今回は席から立ってもらい目の前にあるホワイトボードに今回のスクラッチのお題(画面 右)のブロックを書いてもらいました。
「あれ、どうやったっけ?思い出せん!」と言いながら書いていた彼、横でニヤニヤとそれを黙って見ていました。
私は常々、こういっています。「人は誰でも昨日のこと、ひょっとすると今日の朝のことさえも忘れてしまう生き物で、こればっかりは、どうしようもないことです。もちろん、記憶力のいい人もいますが、そんな人はやはり例外でしょう。では、どうしたら思い出すことができるでしょう?」 この続きは、また別の機会に。
4月から中学生になる生徒は、すでに私よりも大きく、ホワイトボードで横に立つと、その差は・・・(私自身、あまり大きくないですからね。)これからまだまだ大きくなるでしょうね。羨ましい限りです。
このように学校のスタイルとは逆でずっと椅子に座っていないようにしてもらっています。体を動かしてもらいます。いつもとちがうやり方でいつもとちがうことをやってみる、子どもたちはそんないろいろなことが世の中にあると知ってもらいたいです。