ネット検索
これからの学校でのノートのとり方やテストのやり方が変わってくるかもしれません。
ノートをとるのではなく、黒板に書かれていることをスマホで撮影するというやり方は賛否両論があるかもしれませんが、私は、黒板に書かれていることをただ書き写すより、そこから自分でネット等で検索をし、情報を追加したり加工することが大切かと思います。近年中に、中学校でのノートのとり方がそのようになることは想像できませんが。
問題は、その情報をもとにどのように全体を構想するかです。この構想力こそAIでもできない人間の領域なのかもしれません。(それでもAIがかなり近づいてくる日が来るでしょうが)まずは、ネットを通じての情報を収集する力をつけ、その後、そこから何が見えてくるのかといった内容に落とし込んでいきます。
レッスン中に、赤穂○○小学校の全校生徒数は?とネットで検索してもらうと、生徒は、すぐに目に飛び込んだ情報が正しいと思ってしまいます。
しかし、本当の正しい情報というのは、検索対象の情報源が一番近いところなのです。今回の例でいうと、○○小学校のホームページです。情報源から遠くなればなるほど、情報が何らかの理由で加工されたり、編集されたり、またそのように意図的に変更がなくても、情報を入手した日によっては、異なってきます。
ここで大事なのは、情報が氾濫している時代の中で、正しいのかどうかを判断する力なのです。
その力を身につけてもらいたいです。
デンマークの教育事情
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